さて、当サロンから美術館の前を通り過ぎ、旧市街に向かってまっすぐ歩いて行くと、最初に見える建物です。昔の警察署、今は図書館として使われています。
ちょっと小腹がすいたら、図書館の中になる、スープ屋さんでお昼をどうぞ。日替わりの3〜4種類のスープから、好きなものを選べます。パンは食べ放題ですよ。
こちらは郵便局。現在は隣の新しい建物がメインで使われています。この建物には仕掛け時計があって、1時間ごとに、かわいい音楽を奏でてくれます。
さらにまっすぐ歩いて行くと、旧市街のマルクト広場にやってきます。
ユネスコ世界遺産に登録された旧市庁舎。年に何回か、建物の中が一般公開されます。
この建物の右から2軒目に、ブレーメンのチョコレート屋さん、Hachezがあります。ハッチェスではなく、ハシェーとフランス語読みします。
なぜフランス語の名前がついているのかというと、このチョコレート屋さんをはじめたのが、ベルギー人の子孫だからなんです。
18世紀にベルギーからブレーメンにやってきた貿易商のひ孫にあたる、ヨセフ・エミル・ハシェーという人が、ベルギーのアントワープでショコラティエの修行をして、1890年に設立したのが、このチョコレート屋さんです。
なので、ドイツのチョコレートだけれど、レシピはベルギーのものなんです。
ブレーメンの音楽隊の絵が描かれ、かわいい板チョコもありますよ。管理人のおすすめは、オレンジの香りのする、小さな葉っぱのカタチのチョコレートです。お店に行かれる機会があったら、ぜひ探してみて下さいね。
さて、マルクト広場から、Langenstraße(ランゲン通り)に入っていくと、右側に天秤のついた建物が見えます。この建物は、Die Stadtwaage(街の秤)、かつてブレーメンが貿易で栄えていた頃、市内で取引される品物は、すべてこの建物の中で、秤にかけられていたそうです。
ふたたびマルクト広場へ。ここでは、Sparkasse(貯蓄銀行)の文字も、街の雰囲気に合うようにおしゃれなものになってます。
マルクト広場のかわいらしい建物。左から、貯蓄銀行、陶器屋さん、薬局、レストラン。
この建物はDer Schütting(シュッティング)、昔から商人のための建物として使われており、現在は、ブレーメンの商工会議所になっています。
では、商工会議所の横の細い路地に入って、Böttcherstraße(ベトヒャー通り)に行ってみましょう。
ZUR BÖTTCHERSTRASSE(ベトヒャー通りへ)と書かれた道しるべが目印です。